高齢者施設では、もともと死亡発生率は高いと考えられます。 コホート研究では、コントロール群の発生率が高くなればなるほど、有意差が生じにくくなります。これは、コホート研究の重大な欠陥ですが、あまり認知されていません。
この例としては、流産が該当します。
コロナワクチンにおいての流産の安全性立証は悪魔の証明
したがって、高齢者施設の死亡発生率の比較の研究を無条件で信用してしまうことには問題があります。
【佐藤正さんへ反論3】
>>反論されてますけど、全然反論になってませんよね。
そっくりお言葉をお返します。全然反論になっていません。
>>簡単にできる事なので、最後の接種からの日数、ではなく1回目の接種からの日数にしてみればいいのでは?
これを読みますと、佐藤正さんが「偶発性の検証」の本質が全く理解できていないことがよく分かります。この検証は、急性の副反応(接種後2~3週間以内)の分析に適しており、遅発性の副反応の分析には適しておりません。したがって、最終接種日よりの日数で分析するしかありません。
>>通常、論文の中にも期間別の発生数の分布があるからそれみればいいだけでしょ
SCCS法の論文に、期間別の数値の記載されている論文が多数報告されていることは承知しています。ただし、発生数ではなく比率で記載されている場合が多いです。比率では、既に指摘したように未接種群の発生率が高い場合に、問題があります。 偶発性の検証には、SCCS法よりSCRIデザインの方が適しています。 その理由は、以下の論文に記載されています。 この論文にも書いてありますが、SCRIデザインでグラフが記載されている論文は非常に少ないのが現実です。