ワクチン推進派は副反応の疫学調査は十分に実施されていると主張しています。しかしながら、偶発性の検証という観点からの分析 は甚だ不十分であると、私は考えます。

中立派や懐疑派が納得できるだけの十分な分析をした上で、 コロナワクチンの安全性を主張してもらいたいものです。

【佐藤正さんへ反論1】

>>ちゃんと人年法で計算した論文では、別に1,2回目の終末期施設でもリスクが高くない事 >>は多数の論文で報告されていますよ(例として)。

これは、接種群と未接種群の死亡発生率の比較の論文(コホート研究 あるいはSCCS法)と考えられます。

私が繰り返し主張していることは、「コホート研究で有意差がないことを、関連性がないと解釈することはできない」ということです。したがって、そのような場合には、推定原理の異なる偶発性の検証を試みるできです。発生率の比較の論文がいくらあろうと、偶発性の検証を実施しなくてよいという理由にはなりません。

なお、偶発性の検証には、SCRIデザインという既に認知された手法が存在しています。また、偶発性を調べるには、グラフを作成するだけで、おおよそのことは分かります。接種群のみが対象であり、その発生が不自然ではないかを確認するシンプルな手法です。

最初のグラフ(高齢者施設入所者)と比較するべきは、2番目のグラフ(高齢者施設非入所者)です。同じ条件でグラフを作成して、明らかな差が生じているわけですから、関連性を示していると、私は考えます。

偶発性の検証の話をしている時に、発生率の比較の観点で反論することは、意味不明です。自分が理解できないことを、すぐデタラメと断言するするのは、止めた方がよいと思います。

偶発性の検証に関しては、以下の論文を読んでください。

【佐藤正さんへ反論2】

未接種群の死亡発生率が高い場合は、コホート研究では有意差がでにくいという問題。