逃げ癖がある人はよく言い訳として使うのが、「問題から逃げることもたまには大事だ」ということです。もちろんこれはある意味では正しいことです。例えばブラック企業の労働で心身を削ってしまうよりは、一度逃げてしまう方が身の為でしょう。

しかし逃げ癖がある人は、いかなる場合でも「逃げるが勝ち」の言い訳を使います。当人は「問題から逃げることも効果的な方法だと思っている」わけではなく、「逃げる自分を正当化する」ためにそのような論理を使うのです。

面倒なことは後からやればいいと思っている

逃げ癖がある人の特徴として、「面倒なことは後からやればいいと思っている」という点もあります。これは先延ばし癖とも呼ばれるもので、仕事のパフォーマンスに影響する重大な問題です。

面倒なことをどんどん先延ばしにすることによって、着手すべきタスクをどんどんと積み上げていき、どうしようもない状態へ陥ってしまいます。その結果どうなるかと言うと、逃げ癖がある人は、そのプロジェクト自体から逃げ出してしまうのです。

いざとなったら自分はできる!という根拠のない自信がある

逃げ癖がある人は、「いざとなったら自分はできる」という根拠のない自信を持っていることも多いです。もちろんこれは何の裏付けもなく、大抵の場合は失敗に終わってしまいます。

逃げ癖がある人は責任感に欠けたところがあるので、自分の言動や思考にしっかりとした根拠を与えません。「もし上手くいかなかった場合はそのまま逃げてしまえば良い」と考えているので、物事を深く考える力に欠けており、口からでまかせばかりを言うようになります。

逃げ癖がある人に共通する特徴

ここまで逃げ癖がある人の心理について見ていきました。次に確認していくのは逃げ癖がある人に共通する特徴です。

具体的には

「自己肯定感が低く、自分に自信がない」 「自分の失敗を素直に認めないため言い訳が多い」 「マイナス思考で向上心がない」 「強がるわりにすぐに物事を投げ出す」 「自信があるときは強気に出る」 「自分自身に甘く、すぐに妥協する」 「ストレス耐性が低い」 「飽きっぽいため何においても長続きしない」

の8点です。

自己肯定感が低く、自分に自信がない