7. ミラネッサ (Milanesa)
最後は「ミラネッサ」。薄くスライスした牛肉を軽く叩いて柔らかくし、溶き卵にくぐらせ、小麦粉をつけて揚げたものだ。日本でいうところの「牛カツ」に似ている。パラグアイのみならずアルゼンチンでも食され、南米諸国で人気が高い。牛肉だけでなく、鶏肉を使ったミラネッサもあり、こちらはポジョ・ミラネッサと呼ばれる。
こうしたミラネッサをパンの間に挟んでサンドイッチにした、いわゆる「ミラネッサ・サンドイッチ」が様々な場所で売られており、庶民の生活を支えている。
まとめ
日本ではまだまだ知名度の低いパラグアイ料理。言語の違いもあって、レストランに入っても何を注文すればいいのかわからないという旅人もいるかもしれない。それでも、ちょっとした事前知識があれば、旅の楽しみがさらに広がるものだ。独自の歴史を持つパラグアイの伝統料理を楽しむことで、南米旅行をもっと深く堪能できるはず!
文・写真・Shinji Muto/提供元・たびこふれ
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