3. ソパ・パラグアージャ (Sopa paraguaya)
マンディオカに続き、パラグアイ料理の中心にあるのがトウモロコシ。3つ目に紹介するパラグアイ伝統料理「ソパ・パラグアージャ」もトウモロコシ粉を使って作られる。「ソパ・パラグアージャ」とは、スペイン語で「パラグアイスープ」という意味だが、見た目はスープというよりパンケーキ。
それで外国人観光客の間ではスープと期待して注文したらパンが出てきたという勘違い話をよく聞く。 作り方も簡単で、トウモロコシ粉にチーズ、卵、牛乳、玉ねぎを加えてオーブンで焼くだけ。溶けたチーズと玉ねぎの甘みがアクセントとなり、しっとりした食感と濃厚な香りを楽しめる。
4. 川魚料理
パラグアイは内陸国なので魚は食べられないと思いきや、実はパラグアイ川やパラナ川で獲れた様々な川魚を楽しめる。現地で人気が高いのは全長1m超に成長する「エル・ドラド(El dorado)」、「パク(Pacu)」、そして「スルビ(Surubí)」。
食べ方も、そのまま焼いてバーベキューにしたり、揚げ物にしたり、スープにしたりと実に様々だ。筆者のおすすめはスルビ。大型のナマズのような魚で、焼いたものにトマトソースやクリームソースをかけて食べたものが非常においしい。