5. アサド (Asado)
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(画像=『たびこふれ』より 引用)
パラグアイの国民食ともいえるのがこのアサド。いわゆる南米版バーベキューだが、アサドを食べることなしに日曜日は終えられないという人もいるほどパラグアイでは人気の食べ物だ。それもそのはず。広大な草地を有するパラグアイでは、高品質の牛肉が1kg1,000円未満という日本では信じられない低価格で入手できるのだ。
もちろん牛肉の他にも、鶏肉や豚肉を使うこともある。パラグアイでは、バスターミナルや大通りなど市内のいたるところにアサドの露店があるが、衛生上の問題もあるので、買う時はお店の管理・清潔さなどを見極めたうえで慎重に決めよう。ちなみに日本の焼き鳥のように、牛肉を串刺しにしたものも売られており、こちらはアサディート(Asadito)と呼ばれる。
6. ボリボリ (Vori vori)
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(画像=『たびこふれ』より 引用)
ちょっと奇妙な名前だが、これもパラグアイに来たら絶対試してほしい伝統料理だ。トウモロコシ粉とパラグアイチーズを混ぜ合わせた団子を、鶏肉や野菜の入ったスープに入れて作られる。パラグアイは冬場は意外と気温が下がることも多く、肌寒い日は温かいボリボリを注文してみよう。鶏肉の旨味がしみ込んだ、濃厚な味わいを楽しめるに違いない。