ただ、さっき僕の文通の仕事で繋がってる30代男性が言ってた「平成時代の気楽さ」っていうのは、なんだかんだこの「三丁目の夕日感」を維持できていたところがあったはずですよね。

そして今後も必要な経済的転換はしていくとしても、この「日本人の相互信頼感」が基礎ごと崩壊してしまったら、おそらく日本という国の「強み」にあたるものはほぼ全て雲散霧消してしまって、余計に経済成長どころではなくなってしまうのではないか?という危機感には、ある程度頷けるものがある人が多いはずです。

さっきも言ったけど、「ガチの金融関係者」とか「ガチのベンチャー起業家」とかは、「アベノミクス路線が徐々に転換されること」に対してそこまでネガティブじゃないところがある。

「そこに新しい協力関係を作っていけるか」が、石破茂を選んだ日本の今後を意味あるものにできるかどうかの分水嶺となっていくでしょう。

10年以上続いた「アベvs反アベ」の不毛な争いを超えて、ノーサイドに新しい「眼の前の課題に向き合える国」にしていければいいですね!

長い記事をここまで読んでいただいてありがとうございました。

ここからは、高市さん関連で再度紛糾していた「靖国神社」問題について掘り下げたいと思っています。

靖国神社関連の発言をすれば絶対に紛糾するのはわかりきっていて、高市さんにとってあの発言は短期的にトクしたか損したかという話でいえば明らかに損していたと思います。

(なんか、高市さんは前回出馬した「vs岸田」の時はかなりリベラル層からも一目置かれてた記憶がある「バランス感覚と政策の細部への理解のある人」という印象だったのに、今回はものすごく雑な発言が多くて危なっかしかったですね。ある種の能力は高い人だしまだ比較的若いので、依然”初の女性首相”に最も近い位置にいる人だと思いますし、最右翼層との距離感を見直して長期戦を戦ってくれたらと思っています)