いやー、なんか、「石破総理大臣」誕生ってなんか世界が激変したような感じですね。

ここ一ヶ月ぐらい久々に出す新刊本の執筆に脳のリソースを取られすぎていて、SNSもほとんど更新しなかったし、総裁選のニュースも横目で見てるだけだったんで、突然の「次は石破」報道には急に頭をガーンと殴られたようなショックがありました。しばらく頭がついてこなかったです。

でもx(Twitter)で知らない人が『自民総裁選でアベ政治が終わり、立民代表戦で反アベ政治が終わった』と言っていて、これは名言だなと(笑)

実は立民の方も代表選挙が行われていて、それで候補者のうち野田・(あと枝野も?)は安保法制容認に転換したんですね。結果として野田さんになったのでそれが党方針になったはず。

これ↑、地味に「石破首相誕生」に勝るとも劣らないぐらい衝撃的なことじゃないですか?

(後日追記なんですが、厳密には「安保法制容認」とまでは言えず、色々と候補者によってニュアンスの違いがあるそうです。一方で多くの候補者間では日米同盟重視の姿勢は明らかに共通して明確化されていて、その上で細部で言いたいことがあるというトーンになっているのは、”安倍政権時代”から比べれば全く違った情勢になったことは確かだと思います)

なんせ、

「安保法制を整備して、”自由で開かれたインド太平洋”作戦で対中包囲網を作り、習近平にはプーチンみたいなことはさせない」

…という一点のために(結果として欧州で戦争はおきたがアジアでは起きてない)、

「安倍政権の色々な強引さとそれゆえのある部分での傲慢さ」

…と、それに対する

リベラル勢力の(理性的なものも狂気的なものも含めた)全力の抵抗

…みたいな

『安倍時代の基本風景』