…はあったので。

安倍政権が終わってもう四年、安倍晋三氏が亡くなってからもう二年、「アベ」も「反アベ」もやっと終焉し、その「次」が見えてきたのだ、といえるのかも。

さっき引用したx(Twitter)の人は、あのポストに続けて「政権交代可能な、理想的な二大政党制の入口に我々は立つことができました」と言ってましたが(まあそこまで行けるかどうかはこれからの野党議員次第ですが)、全体として、私が10年前に出した本(をまとめた二ヶ月前のYouTube動画)の『予言』の通りに推移してきていると言えるのかも?

↓『最初の10分』だけでいいので見ると、ものすごく「日本の政治に対する解像度が急激に上がった!」と色んな人に言われていますので、お時間ある時にぜひ。(チャンネル登録もお願いしますw)

というわけで、今回は、

・経済・金融 ・外交・安全保障

のそれぞれにおいて、「安倍時代が終わる」というのはどういう事なのか?石破時代の日本はどこに向かいつつあるのか?について考察する記事を書きます。

1. 『石破ショック』は大恐慌につながるか?

まず、ある種のネオリベ人間の一部からは「もう石破になって日本経済は終わった」みたいな雰囲気流れてましたけど、まあ今後次第ですけどそこまでではないと思うんですよね。

一気に数円も円高になったのは、昨今円安でこれだけ苦しんでいたのでそれ自体歓迎すべきことと考える人が多いでしょうし(といってもまだ140円台なんで、数年前から考えるとものすごい円安ですしね)、一方で株価の方も・・・

今日も『急落!市場の洗礼!』みたいなニュース流れてましたけど、以下を見たらわかるように、27日の総裁選の数日前から「高市新総理来るか?」という思惑で急激に上げた分が戻ってきてるだけで、「石破ショック」というのは早いと思います。(スクショ撮ったのが昼なんでこれよりもう少し落ちましたが大勢は変わってません)