ヘルメットが入る750
独自構造のフレームが安定感を生み出すNC750X

ホンダのNC750X。通常のタンクの位置が巨大ラゲッジスペースとなっている。
シート高は800mm。750ccのバイクでこの足つきは素晴らしい。アドベンチャーバイクとして750ccの排気量はロングツーリングでも余裕な走りが可能。ラゲッジスペースは23Lでヘルメットも入ってしまう利便性の高さ。根強い人気のロングセラーモデルなのは使ってみると納得するだろう。

巨大ラゲッジスペースを創り出すためのフレーム構造は独自のもの。スクーターのような下に流れていくフレーム構造とエンジンの位置を低くしてラゲッジスペースを確保しているために低重心が実現。これにより走行フィールも他にない安定感を生み出し気持ちよいコーナリングもできる。ツーリングだけでなくワインディングも日常のお買い物も上手にこなす執事のようなバイクでもあるのだ。

●水冷4サイクル直列2気筒745cc
●最高出力58ps/6750rpm
●車重214㎏ (DCT224㎏)●シート高 800㎜
●価格:924,000円(税込)DCT 990,000円(税込)

ヒマラヤを登るために作られた
あなどれない走破性ヒマラヤン

ロイヤルエンフィールドのヒマラヤン。411ccというこだわりの排気量。
シート高は800mm。この足つきは険しい悪路でも安心だろう。ロイヤルエンフィールドは、インドのメーカー。発祥はイギリス。巨大なインド市場で圧倒的な販売台数を誇る世界的なメーカーだ。今や世界ではインド市場を外すことはできない。空冷単気筒エンジンが本格オフロードも走破してしまう。

411ccは、試行錯誤の上たどり着いた排気量。410でも412でもダメだったそうだ。標高の高いヒマラヤをロングストロークの低速と中速を重視したエンジンで登る。アクシデントに対しても修理がしやすいシンプルな構造。なんちゃってアドベンチャーではないのだ。ヒマラヤはインドの人たちにとっての聖地。そこにタフにしっかりたどり着くために開発されたアドベンチャーはけしてあなどれないのだ。

●空冷4サイクル単気筒411cc
●最高出力24.3ps/6500rpm
●車重199㎏ ●シート高 800㎜
●価格:BASE 874,500円(税込)MID 884,400円(税込)PREMIUM 894,300円(税込)