警察官はハードな業務を行える体力と精神力が必要

 ただし、いくら給与がいいといっても、警察官はハードワークというイメージが強い。実際のところ労働環境はどうなのだろうか。

「たしかに、中途半端な気持ちで続けられる仕事ではないかもしれません。とはいえ、警察官を目指している人は、最初から警察の職務について理解したうえで、採用試験や警察学校での訓練を経て警察官になります。夜勤があることや身の危険がある仕事だということは警察官にとっては当たり前のことで、特別厳しいと感じることは少ないのではないでしょうか。

 ですが一般企業に勤める方々からすると、やはり体力的につらい仕事だと思います。また、警察の業務内容は非常に多岐にわたります。事務仕事をしたり、交番勤務で見回り業務をしたり、刑事として外でずっと張り込みを行ったりなど、職務ごとにさまざまな大変さがあるでしょう」(同)