圧倒的なパワーとダイレクト感をもたらす2.4LターボHEVエンジン
パワートレーンは、アルファード Executive Lounge(E-Four)が2.5L直列4気筒DOHCエンジンに前後モーターを組み合わせたシリーズパラレル式のハイブリッドシステム(THSⅡ)。
エンジン、モーターの出力は、2.5Lエンジンが最高出力140kW(190PS)/最大トルク236Nm、フロントモーターは最高出力134kWm(182PS)/最大トルク270Nm、リアモーターは最高出力40kWm(54PS)/最大トルク121Nmをそれぞれ発生、システム出力は184kW(250PS)。トランスミッションには電気式無断変速機を使い、燃費性能はWLTCモードで16.5km/L(※2WDは17.7km/L)を実現しています。
レクサス LMに搭載されるパワートレーンは、2.4L直列4気筒インタークーラー付きターボエンジンにフロントモーターと高出力リアモーターeAxleを組み合わせたパラレル式ハイブリッドシステムです。
ジャーナル軸受部をオールアルミ製のラダーフレームにすることで軽量化と高剛性を実現した2.4LターボHEVの出力は、エンジンが最高出力202kW(275PS)/最大トルク460Nm、フロントモーターは最高出力64kW(87PS)/最大トルク292Nm、リアモーターは最高出力76kW(103PS)/最大トルク169Nmという組み合わせで、システム出力は273kW(371PS)。
トランスミッションに駆動用モーターとインバータを一体化したDirect Shift-6ATを用い、WLTCモード燃費は13.8km/Lとなっています。
駆動方式は両車ともにAWDですが、アルファードは路面状況を検知し、必要に応じて後輪へトルクを配分することで、滑りやすい路面での安心感や乾いた路面でのスムーズな発進や旋回時の操縦安定性を向上させるシステムで、リアモーターはサポート的な役割となるE-Fourです。
いっぽうLMは、車輪速センサーをはじめ、加速度センサー、舵角センサーなどの情報をもとに前後輪の駆動力配分をフロント100:リア0からフロント20:リア80の間で制御し、つねに最適な駆動状態をキープすることで、発進加速性、操縦安定性の向上を実現するDIRECT4と異なっています。