残りの対戦カードにおける今季の戦績は2勝3分1敗と決して悪くない。同様の結果を得られるのであれば残留の可能性は高いだろう。だが、シーズン後半戦に入ってからは前半戦に引き分けた相手に対しても複数失点や無得点で完敗するゲームも多く、一切安心はできない。

第37節の現在最下位に位置する群馬戦での勝利は絶対条件だが、次にカギとなるのは次節の藤枝MYFC戦と第35節の水戸戦。終盤戦に向かうに連れ調子を上げてきたこの2チームを相手に勝ち点を挙げられるかが最終的な順位を左右するだろう。もちろん間に行われる長崎戦でも勝ち点を得られれば、より残留の可能性が高まる。クラブ史上2度目のJ3降格を避けるべく、残留を争うライバルたちが勝ち点を伸ばす可能性の高いここからの3試合、逃げ切りを果たすためにも踏みとどまれるかがカギになる。