しかしサルたちが両者に視線を向ける頻度と時間は半々であったことが判明。
上の図でも視線の頻度が3対3で同じことが示されています。
これは両者の得票率が拮抗する可能性を示しています。
人間のアナリストによる「選挙戦は接戦になる」との予想とも一致します。
一方、トランプ氏側の副大統領候補とハリス氏側の副大統領候補をサルたちに見せた場合、ハリス氏側の副大統領が勝つという結果が得られました。
日本においても現在いくつかの選挙が近づきつつあります。
もし日本でも同じ実験を行うことができれば、日本の未来をサルたちに占ってもらうことができるかもしれません。
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元論文
Monkeys Predict US Elections
https://doi.org/10.1101/2024.09.17.613526
ライター
川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。
編集者
ナゾロジー 編集部