目次
<7. 六義園(16:00~17:00)>
<8. モデルコースを使って巣鴨の街歩きを楽しもう>
<7. 六義園(16:00~17:00)>
最後に、ちょっと足を伸ばして庭園散策をしてみませんか?
東京染井温泉Sakuraから染井通りを東にまっすぐ突き当りまで歩くと、都立庭園の「六義園(りくぎえん)」が見えてきます。駒込駅から徒歩7分のアクセスですが、巣鴨駅からも歩いて15分で行ける、徒歩圏内のスポットです。入場料(個人一般300円、65歳以上150円)を支払って入ってみましょう。
六義園は近隣にある小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられる有名な庭園。小高い築山と広い池がある、「回遊式築山泉水庭園(かいゆうしきつきやませんすいていえん)」という庭園様式となっています。
近隣に住んでいたので、春の桜、秋の紅葉の時期には六義園が大混雑することを知っています。しかし、今回夏の六義園は初めて訪れました。鳥と虫の声しかしない静かな庭園に入ると、視界にはめいっぱいの緑が広がっていきます。
夏の六義園は、深い森に迷い込んだかのような不思議な空間でした。とても大都会東京の、山手線沿いにある庭園だとは思えません。
園内の茶屋のひとつ、「吹上茶屋(ふきあげちゃや)」では抹茶と和菓子をいただけます。温かい抹茶も選べますが、炎天下のこの日は「冷抹茶セット(850円)」を注文しました。
点てられたばかりの冷抹茶を静かな木陰で飲む時間はまさに「風流」。茶屋には風鈴が掛けられており、そよ風が吹くたびにちりんちりんと鳴っていました。
春の桜、秋の紅葉でたくさんの観光客が押し寄せるシーズンも吹上茶屋は営業していますが、静かで穏やかな時間を過ごしたいなら、オフシーズンが狙い目かもしれません。
- 六義園
- 住所:文京区本駒込6-16-3
- 電話:03-3941-2222
- 開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
- 定休日:年末年始(12月29日~翌年1月1日まで)
- アクセス:JR駒込駅(南口)より徒歩7分
<8. モデルコースを使って巣鴨の街歩きを楽しもう>
今回は巣鴨観光の定番を押さえたモデルコースを紹介しました。紹介した6つのスポットのうち、六義園以外の5つはすべて巣鴨駅から徒歩10分以内の好アクセスです。
巣鴨は巣鴨地蔵通り商店街の周りにぎゅっと観光スポットが集結している街。だからこそ、商店街周辺のみでコンパクトに回るもよし、ちょっと隣駅まで足を伸ばしてみるもよし、あなたならではの観光コースで楽しむことができるでしょう。
また、巣鴨駅周辺は店舗が多く、ここで紹介しきれなかった定番スポットもたくさんあります。ふらっと巣鴨駅で降りて歩いてみるだけでいろいろな発見ができると思うので、気軽に街歩きしに来てみてください。
文・写真・安光あずみ/提供元・たびこふれ
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