最後のミドシップエンジン搭載車となるエミーラ登場!
ロータスは電動化のいっぽうで2021年に、最後のミドシップエンジンモデルとなるエミーラを公開しました。
エリーゼやエキシージのようなライトウェイトスポーツカーではなく、最高の乗り心地とハンドリングを実現するプレミアムスポーツカーとして生を受けたエミーラの基本骨格は、ロータススポーツカーアーキテクチャに基づいて構築された押出し結合アルミニウムシャシーテクノロジーを採用しています。
エンジンをミドシップに搭載するエミーラの外観は、2019年に公開されたハイパーBEVのエヴァイヤからインスピレーションを受けたもので、その影響はエッジをシャープに仕上げたボンネット、後部に向かって次第に引き締まっていくシュリンクラップされたキャビン、アーティスティックシェイプが施されたドアとベント、ロータスのワードマークが組み込まれたリアバンパーなどに見て取れます。
この優れたエアロダイナミクスと、前後重量バランス、前後のサスペンションジオメトリーによって、エミーラはあらゆる速度域でバランスのとれたパッシブダウンフォースを発生。市販車の領域においてアクティブなエアロダイナミクスを不要としました。
サスペンションは前後ダブルウィッシュボーンで、日常の道路での使用に合わせて調整された“TOUR”は、ダイナミックなパフォーマンスとハンドリングの最適なブレンドにより快適な乗り心地を提供。
オプションのロータスドライバーパックで利用可能となる“SPORT”は、より強化されたダイナミックケーパビリティとフィーリングを追求し、わずかに硬いサスペンションセットアップとなっています。