20日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)では、未だ新型コロナウイルス感染症の後遺症を訴える人が後を絶たない問題について取り上げました。

現場の医師によると、後遺症を訴える患者は一向に減る様子が無いそうで、NPO法人「あなたのいばしょ」の理事長を務める大空幸星さんは相談支援をする上で「感じたこと」を語りました。

■東京都がコロナ後遺症サイトを立ち上げ

昨今、東京都が新型コロナ後遺症専用サイトを立ち上げるなど、患者を支援する対策に乗り出しています。東京・渋谷にあるクリニックの「コロナ後遺症外来」には、多い時で1日に70人もの患者が訪れるそうです。

番組では、2年前の夏に新型コロナに感染してから、強い倦怠感やブレインフォグ(ぼんやりして物事が思い出せない状態)など重い後遺症が残ってしまった30代の男性も取材。彼は現在、後遺症で外に出るのも辛く、シャワーを浴びることすら「気合い」が必要だと明かしています。