■「スクールポップ」誕生の裏側
なぜ、ストローなしの牛乳パックを開発したのだろうか。日本製紙に問い合わせると、「脱プラスチックの流れの中で、プラスチック全廃は難しいとしても、プラスチックレスを目指す道を考えました。日本製紙は総合バイオマス企業として、まずストローの紙化という答えを1つ提示しましたが、さらに一歩踏み込んでストローを使わない飲み方を提案しました」(日本製紙広報部)とのことだった。

(画像=『Sirabee』より 引用)

(画像=『Sirabee』より 引用)
「脱プラスチック」のため、ストロー自体なくすとは大胆な発想である。日本製紙の公式ホームページを見ると、「スクールポップ」は牛乳パック上部を押して開いて、折り目を付け、両端を持って引っ張ると飲み口ができる仕組み。
やり方もパックに明記されているので、子供でも簡単に開けられる。