博物館の年表を見て、そのスケールの大きさに圧倒された経験はないだろうか。我われ人間の一生など、地球の長い歴史から見たらほんの一瞬にすら満たないわずかな時間である。
さて現在X上では、埼玉県さいたま市の博物館にて発見された「強気すぎる年表」が話題となっているのをご存知だろうか。
■この年表、何かおかしい?
注目を集めているのは、Xユーザー・an_shidaさんが投稿したポスト。「さいたま市の歴史、力強い」と意味深な文章の綴られた投稿には、博物館に展示された年表の写真が添えられている。
「時代」「西暦」「今から何年前」といった区分ごとにデータが記されており、年表内で最も古い時代の「旧石器時代」の「主な出来事」の項目には「日本に人類が登場」という説明が確認できた。これが人類の夜明けか…と胸を熱くしつつ、隣の1文に目をやると…。
なんと、そこには「さいたま市に人が住み始める」という説明が、ほぼ同列に記されていたではないか。