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ジェット天秤の種類2つをご紹介!
ジェット天秤の種類 1/2【固定式仕掛け用】

ジェット天秤の種類2つをご紹介!

ジェット天秤とは?投げ釣り用オモリの使い方と特徴をご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

アームの長さの違いやオモリの重さの違いを除き、ジェット天秤には2つの種類があります。使用する仕掛けに合った種類のジェット天秤を選択しないと、釣果に悪影響を及ぼしかねません。ここでは、ジェット天秤の種類2つについて取り上げていきます。

ジェット天秤の種類 1/2【固定式仕掛け用】

固定式の投げ釣り仕掛けとは?

ジェット天秤とは?投げ釣り用オモリの使い方と特徴をご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

「固定式」の投げ釣り仕掛けの付け方はその名の通り、天秤の“仕掛け接続側”のアームの先端のリングに、スナップ付きスイベルなどで仕掛けを固定する付け方です (詳細については後述する)。

最も一般的な投げ釣り仕掛けの付け方で、仕掛けが絡むなどのトラブルが少なく、釣り初心者にもおすすめしたい付け方です。

ジェット天秤とは?投げ釣り用オモリの使い方と特徴をご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

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ただし、ジェット天秤のオモリは可動式であるため、ジェット天秤で固定式仕掛けを用いた場合、厳寒期のカレイに代表される小さなアタリが竿先に出にくい欠点があります。

また、道糸接続側のアームと仕掛け接続側のアームとの接合部が、溶接固定式になっている天秤 (カイソウ天秤など)で固定式仕掛けを用いた場合のように、仕掛け接続側のアームの弾力による自動アワセ効果も享受できません。

固定式仕掛け用のジェット天秤の特徴とは?

ジェット天秤とは?投げ釣り用オモリの使い方と特徴をご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

固定式仕掛け用のジェット天秤の特徴は、主に3つあります。

●1つ目は、道糸接続側のアーム上でオモリが自由に動くようになっている点です。名古屋天秤などと同様の特徴で、キャスト時と回収時とで重心が異なるため終始仕掛け全体の姿勢が安定しているのが長所と言えるでしょう。

●2つ目は、道糸接続側のアームと仕掛け接続側のアームとの接合部が可動ジョイント式になっている点です。

そのため、仕掛けの回収時には仕掛けの姿勢が一直線になることで、仕掛けが受ける水の抵抗が少なくなくなるので、楽に仕掛けを回収することができます。

ジェット天秤とは?投げ釣り用オモリの使い方と特徴をご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

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●3つ目は、道糸接続側のアームの先端のリングの大きさと、仕掛け接続側のアームの先端のリングの大きさとの差が小さい点です。

ただし、市販されているジェット天秤の中には、はっきりと判別することが難しいものもあるため、そういった場合には、道糸接続側のアームの先端のリングにスイベルが付いているものを、固定式仕掛け用のジェット天秤と判断するのが賢明でしょう。(一般的には樹脂パーツがオレンジのものは固定式、樹脂パーツがグリーンのものが遊動式となっています)