長い人生のなかでも、乗ることができる車の数には限りがあります。しかし自分で所持している車のほかにも、家族や知人などの車に乗せてもらう機会もあるでしょう。
そうした場面では、「いつも乗っている車とこんなに違うのか」といった驚きや感動に見舞われることがあるかもしれません。今回はドライバーの方々に、「今まで乗せてもらったなかで一番スゴかった車」について話を聞きました。
超高性能車の代表格、やっぱりレベルが違う?
乗せてもらって感動する車といえば、まず高級車やスーパーカーが思い浮かぶかもしれません。数千万円もする車が一体どんなものなのか、一度は体験してみたいという人も多いのではないでしょうか。
「義兄が車好きで、しかもかなりのお金持ちなので、高そうな車をちょいちょい乗り替えています。あまり乗せてもらう機会はないんですけど、数年前に当時最新のポルシェ911に同乗したことがあって。高速の合流で義兄がちょっとアクセルを踏み込んだんですけど、いや、速すぎだろと。
脳みそが後ろに置いていかれるような感覚がありました。いやいやウソでしょ、ダメでしょこんな加速、みたいな。こんなの、人間の脳が処理できるスピードじゃないよって。
普通の人が手を出せる価格じゃないですけど、あのレベルのパワーをもった車が市販されているのは、どう考えてもバグだと思いますね」(30代男性)
ポルシェのフラッグシップモデルである911は、超高性能スポーツカーを象徴する存在として、多くの車好きにとって憧れの存在でありつづけています。公道ではなかなかその性能を発揮できる場面はなさそうですが、ふとした瞬間に「歴然とした違い」を見せつけられたようですね。