■オマケのゲームがとんでもない

さて、本作についてほとんどレビューしきってしまったと思いきや、じつはこのゲームにはとんでもないオマケ要素が伏兵として存在しています。

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=『Sirabee』より引用)

それはゲームモードの紹介の際に軽く触れた『ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ』という「ゲーム内ゲーム」です。

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=突然の「Ⅱ」ですが、もしかすると一作目は『ぱかチューブっ!』のアレかも…?、『Sirabee』より引用)

このゲームはショップで「家庭用ゲーム機」という家具を買って部室に置くと遊べるようになるというものなのですが、これがまぁ、オマケとは思えないクオリティで驚きました。

SNSを見ていると、本編そっちのけでこちらにドハマりしている人たちが続出しているようです。

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=『Sirabee』より引用)

ゲーム内容を簡単に説明すると「ゴルシちゃんが主人公のハイスピード強制横スクロールアクション」といった感じで、とにかくゴルシちゃんを遠くまで走らせるのが目的になります。

それになぜそこまでハマってしまうかというと、このゲームには「レベルアップごとに3択の武器強化」や、「持ち帰った装備によるステータス強化」など、どこかで見たことのあるシステムが搭載されています。

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=どこかのヴァンパイアのゲームで見たことのあるような演出…!、『Sirabee』より引用)

難易度の上昇も絶妙で、最初は楽勝と思っていても、徐々に倒しきれない敵が出てきて、じわじわとじり貧になり、いずれはタイムオーバーやライフゼロでゲームオーバーという、サバイバーライクの基礎をしっかり押さえています。

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=ミニゲームでも自由なゴルシちゃん、『Sirabee』より引用)

負けてしまっても、その周回で拾った装備をつけてもう一回、次は新しい武器のビルドを試そう…となり、止めるのにいいタイミングが一向に訪れません。

強いて言えば、出撃に必要なTP(トレセンポイント)が尽きた時でしょうか。

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=『Sirabee』より引用)

ただ、前述のとおり全体的に説明が不足しているので、装備が強化できることに気づいたのはエンドレスモード解禁後でした。

さらに、これについては触れておかなければなりませんが、このゲームではファミコンライクなドット絵に加えてノリノリなチップチューン楽曲が流れます。

このアレンジはもしや、数多くのピコピコアレンジを世に放ち、本作開発にも参加されているヒゲドライバーさんの手によるものでしょうか?

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=曲が最高なので、とにかく聞いてみて、『Sirabee』より引用)

道中にセグウェ…謎の乗り物である「ゴルシちゃん号」を取得し無敵になると、『うまぴょい伝説』のアレンジも流れますが、控えめにいって最高ですね。

私の勝手な感想ですが、『ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ』を、操作キャラと装備、武器の種類を今よりちょっと増やして買い切りのゲームとして出したら、Steamでかなりの人気が出そうだと思うのですが、どうですかね?(チラチラ

「くにおくん」大好きVTuberがウマ娘のドット絵アクションゲーム『ウマ娘 熱血ハチャメチャ大感謝祭』をガチレビューします
(画像=単体で500~1000円くらいで発売したらめちゃくちゃ売れそうですよね…、『Sirabee』より引用)