なんか、このSくんは実は普段は結構「陽キャノリ」で生きてる人なのかもしれないがw、少なくともこのメールのやりとりから伝わってくるのは
「自意識過剰の陰キャ寄り」
…のテイストを感じるというか、事務的なやりとりにも「意味」を何らか載せなくては、というこだわりを感じるというか。
そしてその「こだわり」を形にできる「陰キャならではの能力」もある感じ。
で、僕もまあ”そういう能力”結構ある方だけど、大人になると忙しいからだんだん事務的なものは事務的に終わらせちゃうようになっていくから、相手が「10」の丁寧さで送ってくるメールに毎回「3」ぐらいの事務的な返事返してるなあ、と思うところがあって(笑)
なので、だいぶんやりとりが重なったところで、事務的なメールの末尾に以下みたいな追伸を書いて送ったんですよね。
「事務的に返しちゃってるけどすごいパーソナルな感じで毎回メールしてくれてありがとうございます。就活中らしいですけど、そういう能力って、一日電話百件かけなきゃいけない営業職とかには全然フィットしないけど、丁寧にニュアンスを拾って細部まで話を詰める必要がある仕事だと絶対活きると思うから頑張って!」
そしたら、今営業職ばっか受けまくってて、でも就活苦戦してるんですよ・・・みたいな話をしてて、なーんか、ミスマッチ?を感じるところがあったんですよね。
このSくんが本当に普段から「陰キャ」な人かどうかは別として、
一般論として、陰キャには陰キャの戦い方というのがあるのでは?
…というテーマについて考えてみたいと思っています。
いや、必ずしも「陰キャは営業職は無理」ってわけでもないと思ってて、「ちゃんと話せる」能力が必要なタイプの営業職ってのは沢山あるはずではあるんですよね。
ただどの道を選ぶにしても、全体としてひとつ明らかに言えるのは、「陰キャの戦い方」っていうのを考えるには「長期戦の視野」が大事なんですよね。