ウッドパーツ以外には、なぜかLED画面付きという共通点のあるキーボードもそれぞれ成功を収めている。
メカニカルキーボード「AM RGB 65」は、開発者たちの思い出が詰まったNintendoの「Game Boy」をキーボードの姿で蘇らせたものだとか。LED部分にはユーザーそれぞれ自作したアニメーションを表示可能。
爽やかなカラーリングの「DynaTab 75X」もメカニカルキーボードでLED画面付き。高いパーソナライゼーションとカスタマイゼーションを売りとする製品なので、LED画面の表示も当然カスタム可能だ。Kickstarterでは今後も、パーツに分かれたモジュラータイプや、キーキャップがセラミック(陶器)製といった、ユニークなプロジェクトがローンチを控えている。
キーボードのプロジェクト全体では香港メーカーが目立つこと、独特なデザインの製品は日本のアニメやゲームファンが愛をこめて作ったものだったりする(香港企業KBDcraftの商品名はすべて『エヴァ』の使徒にちなんだもの)など、クラファンウォッチングはいろいろな知見が得られて興味深い。(文・Techable編集部)