スピードが乗った後の加速も良い。レーンチェンジの時や遅い車がいなくなった時にスッと踏めばスッと加速してくれる。新車時に気に入っていた「ロードセーリング感」が蘇ってきたようだ。
リニアに反応してくれるアクセルレスポンスは、コーナリングにも大きく影響する。イメージ通りの加速ができるからこそ、減速をすることが嫌でなくなる。結果として気持ちよくて楽しいドライビングにつながる。とにかく楽しい!楽しさも手伝ったとは思うが、ドライバーの疲労もかなり軽減された。途中の休憩がいつもと比べて1回ほど少なく目的地へ到着。もう少し走れそうな余力を残しての到着だった。イメージ通りに車が反応してくれることが、これほど疲労を軽減してくれるとは意外だった。逆に言えば、少し前まで疲れる車を走らせていたのだと思うと「もっと早くに入れておけばなぁ……」と悔しい想いが込み上げる。
燃費で確信できる変化
昔に比べて高速道路が整備され、走行距離が少なくなった京都往き。かつては500kmオーバーだったものが、今は480kmほど。お陰で到着してからも給油せずに買い物や観光で車を走らせる。543kmで給油をしたが、これは家路を辿り始める時だった。
10.7km/L
この燃費が算出されて新車の時を思い出した。燃費にこだわってエコランした時に12.5km/Lを記録したが、普通に走っていれば11km/L台の中盤から後半が平均値だった。もう少しで11という数字に辿り着ける。
帰り道はちょうど良い交通状況だった。交通量は少なめで、それでいてガラガラではないので適度に落ち着いて運転することができた。一番燃費の良いスピードで走っている時間が長かった。自宅に着いてもガソリン残量には余裕がある。翌日から下道のみでのドライブを重ねた。そして580kmを越えたところで給油を行う。
11.8km/L