さて、筆者も実際に乗ってみることに。

寄り添うようなアシストとローギアのおかげで、漕ぎ出しも滑らかです。

そこからグングン加速していき、15km/h程度の心地良い速度域に達します。 

これまでロードバイクに乗ってきた筆者としては、この間にも数段階シフトチェンジして足を回し続けていますが、ADO Air 20 proは固定ギアのまま。

少々物足りなさを感じつつも、すぐに気にしなくてもよいことに気付きます。

というのも、漕げば労力なく速度回復できるから。

ある程度の速度域に達したら、肩の力を抜きつつ足を止めて慣性で進み続ける。

減速してきたら足を回す。体力的にも非常に楽に、のんびりとしたサイクリングができるのです。