心臓の健康を保つ“ハグ”と睡眠

 薬物にあまり頼らずに心臓の健康を保つにはどうすればよいのだろうか。その鍵を握っているのがオキシトシンと睡眠である。

 別名“幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシンは幸福感や愛情に関係があるといわれていて、主に乳幼児やパートナーとのスキンシップで分泌が促される。そして、このオキシトシンは心臓の健康に良い働きを及ぼすことも報告されている。

 心臓は心臓発作や各種感染症によって炎症を起こすのだが、オキシトシンは炎症を抑制する働きがあり、心臓と血管へのダメージを緩和するのである。

 日常生活のなかでオキシトシンのレベルを上げるにはどうしたらよいのか。そのひとつの有効な方法は身近な人々となるべく多く“ハグ”をすることだという。

 また、十分な睡眠も心臓の健康を左右する。不眠症患者は1.8倍も高血圧症を発症しやすく、そのぶん心臓疾患リスクも高まるのだ。“ハグ”は、できる相手がいないことには行うことはできないが、心臓の健康のためにも十分な睡眠時間は、ぜひともたっぷり確保したいものだ。

参考:「Daily Mail」、ほか

文=仲田しんじ

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

提供元・TOCANA

【関連記事】
初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?