■製作工程に衝撃走る…
作り方としては、水の中に缶を沈め中のガスを抜き、魚の身を水とエタノールで洗って臭いを取り除き、シリコンで型を作る。シリコンの型にシュールストレミング色に着色したビニール樹脂を流してオーブンで焼き、型から成形を取り出す。
写真を見ながらエアブラシや筆で着色し、缶に詰め、汁部分の液を注いで固めて完成だ。正直、本物と全く区別がつかない…。
「世界一臭い食べ物」を完全再現したいわさきの取り組みは、ネット上で話題に。「世界一過酷な製法」「なんて無茶をするんだ…」「命がけの製作工程に震えます」「最初の型採りの段階でハードル高そう」など、驚きの声が多数寄せられている。
なぜ、「シュールストレミング」を食品サンプルにしたのか。株式会社いわさきに取材したところ、何とも熱すぎる開発秘話が明らかになったのだ…。