続いてヒットしたのはミヨシのNさん。これもいつまでも動きよると言っていたらアシストリーダーを噛み切られてバラシ。ネクタイもワームもバリバリに刈られていた。飢えたフグがいる海底に高価なタングステンを沈めるのは躊躇われるが、アマダイ狙いはタングステンが圧倒的に有利なのである。

アマダイ狙いのタイラバ「アマラバ」で42cm頭に若狭グジ8匹【京都・スプリンター】アマダイ浮上(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

どうすればフグを避けられるか分からないが、気持ち早めに巻いたところゴゴゴッとバイト。巻きながらスイープにロッドを立てるとジジッとドラグが滑って魚が乗った。1クリックドラグを締めて巻きアワセを入れて浮かせると大人しくなる。おっコイツは本命じゃないかと思っていたら、常連さんから「死んだな~アマダイやな~」と声を掛けられる。

残り30mでバタバタと暴れて本命確定。やがて32cmアマダイが浮上した。船中ファーストヒットは少し小型だが、贅沢は敵だ。

パワーイソメで42cm若狭グジ

スプリンターでは釣った魚は船長が絞めて血抜きしてクーラーに入れてくれる。すると船長からゴカイを食っていますと周知があった。以前にキス釣りをした際に買ったパワーイソメがタックルボックスにあったはずと探し出してフックにつけると即バイト。ゴツゴツガンガンとロッドが絞り込まれる。

アマダイ狙いのタイラバ「アマラバ」で42cm頭に若狭グジ8匹【京都・スプリンター】42cmキャッチ(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

アマダイなら良型だぞと浮かせると静かになって死んだ。残り30mでお約束のようにガンガンと暴れて楽しませてくれたのは42cmの若狭グジ。狙い通りパワーイソメ(ブルーベリー)にガッツリ食ってきた。

連続ヒットもバラシ

アマダイは縄張りを持っているくせにコロニーを作るようで船中バタバタと上がったので、直ぐに仕掛けを投入すると速攻でバイト。コイツも激しく抵抗したが静かになったので本命と思ったが、本当にフックオフしてしまった。回収して針先をチェックすると鈍っている。釣ったら針先のチェックは必須です。実は、後半にも良型と思われるアマダイをフックオフしてしまった……(涙)。

ポイント移動で35cm級追加