■ その後どうなる?
全ての情報を入力したら、その後どうなったか。公式の「えきねっと」(本物)に飛ばされて終了になりました。
この終了の仕方は、フィッシングサイトではよくある展開。最後は今回のように、本物のサイトに飛ばして終了or適当なエラーを表示してそれ以上すすめなくして終了。このどちらかです。
今回は偽情報で突破していきましたが、本当に個人情報やカード番号を入れていたら、エラいことになります。
たまに個人情報については、潜入用情報(潜入用に用意した電話番号など)入力することがあるのですが、潜入後には鬼電祭りもいいところ。国内外からしつこく電話がかかってくるようになります。しかも「コジンジョウホウモレテマスヨ ケシマセンカ ○ドルデス」みたいな電話ばかりです。
よって、少しでも違和感あるメールからは、直接サイトに飛ばないようにしましょう。また届いたメールの送信アドレスをチェックするのもポイントです。
■ 災害に便乗したフィッシングメールは過去にも
実は災害が起きると、それに便乗したフィッシングメールが過去にもよくばらまかれています。
たとえば2018年9月6日に発生した「北海道地震」の際には、発生からわずか数時間後にばらまかれ始めています。内容は「地震速報」にみせかけたものや、「■土砂崩れの恐れアリ■」といった警戒情報を知らせるものなど。
また、発生から数日たつと今度は、「物資ご提供依頼」として支援物資を求める内容のものが送られていました。
恐らく今後も災害が起きる、起きそうな不安なときには、こうしたフィッシングメールが引き続きばらまかれることでしょう。
怪しげなメールやSNSのリンクは絶対にクリックせず、たとえ公式っぽいものであっても、まずは一旦冷静になり、メールからではなくGoogleなどの検索からアクセスするよう普段からクセづけておきましょう。
<参考>
えきねっとをかたる偽メール(フィッシングメール)偽サイト(フィッシングサイト)にご注意ください!
文・たまちゃん/提供元・おたくま経済新聞
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