そんなキャバレロ スクランブラーシリーズに689ccパラレルツインエンジンを搭載したモデルが新たに加わった。その名もキャバレロ スクランブラー700。なんとヤマハからエンジン提供を受けており、テネレ700やMT-07と同じCP2と名付けられた270度クランクのパラレルツイン(689cm³)を積んでいる

<SPEC>
●全長/全幅/全高:2,164mm/890mm/1,136mm
●車両重量:185kg
●ホイールベース:1,453mm
●シート高:830mm
●エンジン型式:水冷4サイクル2気筒DOHC4バルブ
●総排気量:689cm³
●圧縮比:11.5
●ボア×ストローク:80×68.6mm
●最高出力:N.A.
●最大トルク:N.A.
●2次減速比:45/16
●燃料タンク容量:13.5ℓ(リザーブ:2.5ℓ/ハイオク指定)
●ブレーキ形式:前φ330mmディスク、後φ245mmディスク
●タイヤサイズ(前/後):110/80-19 /150/70-17
●ボディカラー:レッド、ブルー
●価格:1,750,000円(税込)

ファンティックのキャバレロ・スクランブラー700の足着きチェック!

シート高は830mm。アドベンチャーバイクと違ってしっかりシート高がしっかり低めに作られているのが“スクランブラー”系モデルの特徴。ファンティックのキャバレロ スクランブラー700も830mmとしっかりとシートは低く、サスストロークも前後150mmとオフロード系のモデルとしてはやや短めに設定。おかげで両足の踵がわずかに浮くくらいの良足着き性を確保。“アドベンチャーバイクはちょっと難しそうだけど……”という方は、ぜひこのキャバレロ スクランブラー700にまたがってみてほしい。上半身のポジションはやや前傾する程度のアップライトなポジションで、膝の曲がりにも窮屈さはなく長時間の運転も楽そうである。

どこまでも遠くへ走っていけそうなキャバレロ スクランブラー700

どこまでも遠くへ走っていけそうなキャバレロ スクランブラー700(写真:吉田 朋)