陰謀論に踏み込む“決意”
ここまでに引用した画像は、ポマー氏が2018年にロンドンにおける講演で使用したスライドより抜粋したものだ。翻訳元の記事には続きのスライドも掲載されているので、興味が湧いた方はぜひ目を通してみてほしい。
とはいえ、この手の内容が「ファンタジー」もしくは「大衆を扇動する危険思想」として批判にさらされることは想像に難くない。事実、講演は人々の心証を害し、各所より抗議の声が上がったそうだ。
ただし記事の筆者であるダフ氏は、4世紀に活躍した神学者、聖アウグスティヌスの言葉を借り、これらの声に答えている。
『偽りによって身を飾るより、真実によって評判を落とすほうがましだ』
北アフリカ出身の聖アウグスティヌスは、隣国であるローマを異邦人としての立場から観察したので、当時の超大国が抱える闇を見抜いていた。「常勝のローマ」の歴史は、勝者の嘘によって飾り立てられたものに過ぎなかったのである。
今日のアメリカも、かつてのローマと同じではないか? そして、たとえ大衆から理解はされずとも、国家の真の姿は白日の下に晒されるべきではないのか?
世間の評価に逆らって陰謀論を唱え続けることは、ポマー氏やダフ氏らにとってみれば、真実を尊ぶ聖アウグスティヌスの教えに従うことに他ならないのである。
参考:「Veterans Today」ほか
文=Forest
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提供元・TOCANA
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