緻密なシミュレーション、テロの引き金は原子爆弾と断定

 建築家やエンジニアの口から「航空機の衝突程度では崩落はありえない」と再三語られてきた2棟の超高層建築物は、なぜあのような最期を迎えたのか?

 米国の軍事・外交問題を扱うウェブジャーナル『Veterans Today』で筆を走らせるゴードン・ダフ氏とイアン・グリーンハル氏、さらに元IAEA(国際原子力機関)の査察官だったジェフ・スミス氏を加えた3氏もまた、その不可解な謎の答えを追い求めていた。

 謎を解く鍵として3氏の前に浮かび上がってきたのは、とある在野の物理学者の手によるシミュレーションであった。息をのむほどに緻密なモデリングやディテールが、そこにはあった。

 3氏は直ちに、シミュレーションを設計したドイツの物理学者、ヘインズ・ポマー氏と接触を試みることにした。

 ポマー氏は、アフガニスタンやイラクの責任に帰するように偽装された9.11テロの報告書(合衆国エネルギー省やIAEAによって検閲され尽くしていた代物)を覆しうる大仕事を、たった一人でやり遂げたのだ。

 時を同じくして『Veterans Today』のジャーナリストチームも、米政府の隠ぺい工作に加担した人々の証言を駆使し、独自の調査を行ったが、結論はポマー氏のシミュレーションと合致するものとなった。ツインタワーの崩壊は、ビルの直下に設置された原子爆弾によってもたらされていたのだ。