目次
収穫後のさつまいもを冷蔵庫で保管する方法
家庭菜園で甘みの強いさつまいもを作る方法

収穫後のさつまいもを冷蔵庫で保管する方法

1:気温が高い場合は野菜室も検討

収穫後のさつまいも、甘みを増す保存の仕方はコレ!簡単な下処理方法&食べ頃も解説!
(画像=photo-ac.com/、『暮らし〜の』より引用)

さつまいもの収穫は涼しい秋時期に行われることがほとんどですが、もし廊下などの涼しい環境での保管が難しい場合は冷蔵庫の野菜室を活用して下さい。冷蔵室では低温障害で腐っていってしまいますが、野菜室であれば2週間ほど保存できます。

この場合も新聞紙にくるんでから入れて下さい。室温が20度を超えていなければ常温保管で問題ありませんので、20度を超えている状況でのみ、野菜室に入れます。

2:生のさつまいもをカットして冷凍

収穫した後のさつまいもを冷凍して保管するのもおすすめの方法です。そのまま冷凍すると後で使いにくくなってしまいますので、カットしてから冷凍して下さい。ただし、1週間ほどは常温保管して甘みを出しておいた方がおいしく食べられます。

収穫後にしばらく常温保管してから、水洗いしたさつまいもをカットし、水分をキッチンペーパーなどで取ってから袋に入れて密封して冷凍、という流れです。カット済みなのですぐに使えるのがポイントになります。

3:すぐ使えるように熱を通して冷凍

生のまま冷凍ではなく、すぐ食べる、すぐ使う用に冷凍するのであれば熱を通してしまいましょう。カットしてからレンジで加熱などして熱を加え、あとは同じように冷凍します。この場合も保存期間は1ヵ月ほどと見てください。

使う時はもう熱を通してありますので、少し調理するだけですぐ食べられます。

4:マッシュしてから冷凍

熱を通した上に、さらにマッシャーでつぶして冷凍しておいても1ヵ月ほどは保存できます。解凍する際は自然解凍でもレンジ解凍でも大丈夫です。マッシュしておけば離乳食などにもすぐ使えますので、予定があればおすすめになります。

家庭菜園で甘みの強いさつまいもを作る方法

1:甘みの強い品種を選ぶ

家庭菜園で甘みの強いさつまいもを収穫する場合、作り方の前に、甘みの強い品種を選ぶことが重要です。甘みの強さで有名になった安納芋をはじめ、品種で糖度は大きく変わりますのでいろいろ検討してみて下さい。

ねっとり系で甘いさつまいもが好きな方に人気なのが「紅はるか」です。こちらは「はるかに甘い」ことから名づけられた程の美味しさがあります。ほくほく系であれば「紅あずま」が育てやすく、料理にも使えますのでおすすめです。

2:つるぼけに注意する

美味しいさつまいもを収穫するなら、植え付けの後よりも前に注意が必要です。さつまいもは肥料分が多すぎると「つるぼけ」と呼ばれる、つるばかりが成長する現象が起きます。つるは立派に成長するのに、芋には全然栄養がいかない状態です。

こうならないためにも、さつまいもは肥料を少なめにすることが重要で、前作になにか作物を育てていたなら、肥料を入れずに育ててください。特に窒素が多すぎるとつるばかりが伸びてしまいます。

3:植え方を変えてみる

家庭菜園で中々甘い芋が収穫できない場合は、植え方も変えてみて下さい。一般的には、苗を斜めに植える「斜め植え」が行われますが、この斜め植えは芋が沢山できる特徴があります。

対して、苗を垂直に植える「垂直植え」は、芋の個数はあまりできませんが、栄養分がより凝縮されるため、甘みが強いです。個数が欲しいなら斜めに、甘みが欲しいなら垂直植えを検討して下さい。