キャップ一体型を義務付けるEUのペットボトル規制や紙製ストロー採用などの取り組みは、環境には配慮していても人々のQOL向上にはならない、と指摘するGregoryさん。日本での事業展開目標、アジアの中でも特に日本市場を重視する理由や、今後の予定について話を聞いた。
ゲーム感覚でタスクを完了、クレジットや報酬を獲得
――ウェブサイトからアプリをインストールしようとしたのですがリンクがまだ無効でした(8月現在はApp Storeで入手可能)。
Gregory:アプリの正式ローンチはもう間もなくで、(日本での)大規模パートナーシップ締結とタイミングを合わせる予定です。実際に画面をお見せしましょう。
個人ユーザーの場合は、獲得した報酬を寄付することも可能ですが、ユーザーが企業の従業員である場合、報酬は企業のものなので企業が従業員に報酬を付与します。
たとえばタクシーではなくバスや自転車で通勤すると、アプリがそれを測定して報酬が与えられます。ここで重要なのは、B2Bケースの場合にはチームで協力して目標を達成できる点です。「自転車で60キロメートル移動する」のような、1人では達成が難しい目標でも、4人で分担すれば1人15キロで済みますし、20人でやればはるかに楽になります。