チャート:失業者に占める失職者の割合は低下も、レイオフの急増が一因

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チャート:失職者は2021年11月以来の高水準

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チャート:労働人口に占める完全解雇者の比率は2021年11月以来の水準へ上昇した前月の1.01%から低下も、引き続き2019年平均を上回る

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チャート:レイオフ(一時解雇)は7月に2021年9月以来の水準へ急増、失業者に占めるシェアも2021年8月以来の高水準

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解雇者数の増加などが失業者数を押し上げるなか、サーム・ルール(失業率の直近3ヵ月移動平均と過去1年間での最低水準の差が0.5pt以上なら、1年以内に景気後退入りするとの説)を確認すると、7月は0.53ポイントへ上昇し、景気後退入りのサインとなる0.5%を突破した。なお、7月FOMC後の会見で、パウエルFRB議長は作家マーク・トウェイン氏も名言を引用し「歴史は繰り返さない、韻を踏む… 統計的な規則性というのは、経済的なルールではない」とサーム・ルールを重視していない姿勢を強調していた。

チャート:サーム・ルール(直近3カ月の移動平均と過去1年間の最低水準の差)、コロナ禍後の回復期で最も0.5ptに近付く

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労働参加率は前述したように、前月の62.6%から62.7%へ改善し、3ヵ月ぶりの水準を回復。20年2月(63.4%)以来の高水準を回復した2023年11月の62.8%をに近づいた。

就業率は過去2カ月間の60.1%を経て、60.0%と2022年11月以来のの低水準。2020年2月(61.1%)以下が続く。

チャート:労働参加率は小幅改善、就業率は低水準を維持

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経済的要因でパートタイム労働を余儀なくされている者などを含む不完全就業率は前月の7.4%から7.8%へ急伸、2021年10月以来の高水準だった。家計調査でパートタイムが再び増加するなか、予防的利下げを行った2019年平均の7.2%を上回ったままだ。