当時はカーブのない平面的なサングラスが主流。
しかしダブルオーグラスギアはそのニュース以前から、顔のカーブに合わせたフレーム+度付きレンズのスポーツサングラスを作っていたという。
檜垣さん
スキ間から光が入らない設計にすれば目に悪影響はない。
そう考えて当時からサングラスを作っていました。
現代においても、大量生産の安価なサングラスは平面的に作られるケースが多い。
また、海外モデルは欧州人のフェイスライン(幅が狭く前後に長い)に合わせているため、日本人にはフィットしにくいという。
檜垣さん
ちなみにですが、偏光レンズのサングラスでまぶしさを抑えると、反射が消えるので輪郭をハッキリと認識できるようになるんです。
肉眼よりも距離感がつかみやすくなるし、眼が疲れにくくなる効果もありますよ。
サングラス選びのキモはレンズとフレーム
ダブルオーグラスギアのレンズはまぶしさや紫外線をカットして視認性を向上させることはもちろん、日本の道路事情、日本人の瞳に合わせて設計されていることが特長だ。
どのレンズも膨大な量のデータと同社のノウハウがつぎ込まれたハイレベルかつ最新の仕上がりになっている。
またフレームも同じく、サングラスとしての機能を最大限に発揮できる形状を採用している。
ここからはレンズ・フレームの特長について、それぞれ紹介していく。
偏光レンズ
偏光とは、路面や水面、ガラス面、雪面などに反射する光のこと。
この光のまぶしさによって、ヒトの視認性は低下してしまう。
偏光レンズは、表面に特殊フィルム層をもたせることで偏光を軽減させ、安全性を高める効果がある。
カンタンに言うと「目に入る余分な光をカットしてくれるレンズ」だ。
ただし、夜間に使用できないという欠点がある。
夜も使いたいライダーには、後述する調光レンズがオススメだ。