岐阜県の真ん中にある郡上八幡には、「奥美濃の小京都」とも呼ばれる城下町の古い町並みや清らかな水の恵み、日本一美しい山城など見どころがたくさんあります。今回は、郡上八幡を日帰りでたっぷり満喫できるモデルコースを作ってみました。10時から17時までの時間で歩いて回れるように、実際に現地で確かめてきたコースです。
それでは、「水とおどりの町」郡上八幡の日帰りモデルコースを一緒に辿ってみましょう。
目次
1:郡上八幡城下町プラザ(10:00~10:10)
2:郡上八幡旧庁舎記念館(10:15~10:45)
1:郡上八幡城下町プラザ(10:00~10:10)
旅の始まりは、郡上八幡城下町プラザからです。
郡上八幡の町のほぼ中心にあり、どこからもアクセスしやすい場所で、観光案内所・土産物売場・無料休憩所・公衆トイレがあります。
郡上八幡の城下町をぶらぶら歩きながら観光スポットを巡るため、車で訪れる方は1日550円で利用できる城下町プラザの駐車場に停めると、心置きなくゆっくり旅を楽しめます。
公共交通機関を使って訪れる方も、城下町プラザには高速バスやコミュニティバスのバス停があり大変便利です。
まず、ここでガイドマップやイベント情報を入手し、身支度を整えてさっそく出発です!
郡上八幡城下町プラザ
- 住所:〒501-4213 岐阜県郡上市八幡町殿町69
- 電話番号:0575-67-2411
- 開館時間:8:30~17:00
- 休業日:12月29日~1月3日
- アクセス:東海北陸自動車道「郡上八幡インターチェンジ」から約10分、長良川鉄道「郡上八幡駅」から徒歩25分またはコミュニティバス「まめバス」で20分
- 駐車場:普通車1日550円
2:郡上八幡旧庁舎記念館(10:15~10:45)
郡上八幡を流れる吉田川沿い、昭和レトロを感じさせる洋館が「郡上八幡旧庁舎記念館」です。
外壁は淡い水色の板張りで、木造2階建ての玄関に掲げられた「八幡町役場」の文字がその長い歴史を感じさせます。ここは平成6年まで、八幡町役場として使われていました。現在、郡上八幡の総合観光案内所・お土産コーナー・休憩所として活用されています。
館内へ入ると、まんが家の故さくらももこさんが郡上の魅力を愛して「頼まれてもいないのに、勝手に」考えたキャラクターの「GJ8マン(ジー・ジェイ・エイトマン)」が出迎えてくれます。
郡上八幡の銘菓や特産品が並びます。おすすめは、お湯を注ぐと踊り子の餅が浮きあがり、まるで踊っているように見える「踊りしるこ」です。汁粉はあっさりとした甘さで飲みやすく、水や牛乳でも楽しめます。
2階の会議室では、郡上おどりの開催日に「夏季限定!郡上おどり定期講習」が開かれ、踊りが体験できます。会議室の「かわさきホール」という名前は、郡上おどりの代表曲「かわさき」に由来しています。
郡上八幡旧庁舎記念館
- 住所:〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷520-1
- 電話番号:0575-67-1819(一般財団法人郡上八幡産業振興公社)
- 開館時間:8:30~17:00
- 入館料金:無料
- 休館日:12月29日~1月3日 ※設備点検などによる臨時休館があります。
- アクセス:郡上八幡城下町プラザから徒歩5分