■この資料室、完全にノリノリである

話題のThink Padが展示されているのは、昔の道具から暮らしの移り変わりを考える「むかしの道具調べの部屋」で、案内表示は「日本語の文章を作成する道具」コーナーと判明。

郷土資料室で発見された謎の物体、その正体に目を疑う 昭和世代は「ウソだろ?」と驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

同機器をセレクトした背景について、郷土資料室の担当者は「今回バズった IBMのThink Padは、2000 年頃から新機種が発売されなくなった日本語ワープロ専用機から、平成のパソコンの時代へと移り変わる時代に登場した『黒い弁当箱のようなデザイン』と『キーボード中央にある赤いポッチのようなトラックポインタ」が特徴的で、今でも人気なPCの代表として、また個人的にも昭和のおじさん達にとって高嶺の花だった(当時価格:20万円以上)ノートPCの代表としてセレクトしました」と、説明している。

また、コロナ禍以降で小中学校に導入された「タブレット」を活用して授業を受ける「令和」の時代の小学生児童にとっては、ノートPCそのものが「平成」というひと昔前の道具として映るのでは…? と推測したことも、選定理由のひとつだという。