自身のクルマ遍歴を語る戸賀編集長のクルマ好きは有名ですが、クルマ好きは腕時計好きというように、腕時計にも目がないのはいわずもがな。いつか時計遍歴も連載してもらいたいものです、そんな戸賀編集長が今注目している腕時計は「CVSTOS(クストス)」。モータースポーツとも関わりが深いタイムピースを紹介いただきました。
スポーツとCVSTOSの深い関係
▲クストス/チャレンジ シーライナー P-S オートマティック 自動巻き、SS×18KRG、53.7×41mm ¥3,025,000(税込)
2005年に誕生したクストスは、スーパースポーツカーをイメージしたコレクションをはじめ、ラグジュアリーなライフスタイルに寄り添うデザインが人気の腕時計ブランド。現在は、鈴木亜久里が監督を務めるSUPER GTにも参戦するチームARTAをスポンサードするなど、モータースポーツとの深い関係はブランドイメージそのままです。そんなクストスと戸賀さんの出会いとは?
「もともとはフランク ミュラーの共同経営者の息子さんが設立したブランドということで知ったのが最初かな。フランク ミュラーの親戚みたいな言われ方をしてたよね。モータースポーツに限らず、ジェット=飛行機やマリン=ヨット、といったスポーツイメージを打ち出してきたブランドなので、ヨーロッパの富裕層から高く支持されていたと聞いてる。日本でもラグジュアリースポーツカーや、クルーザーを所有する人たちにオーナーが多いイメージだよね」
戸賀編集長が腕にしているのは「チャレンジ シーライナー」のコレクション。スポーティでありながら、洋上の風と太陽をイメージさせるエレガントなデザインのモデルです。カラーバリエーション豊富なクストスのコレクションですが、戸賀編集長はあえてこのカラーを選びました。
「腕時計も服も、今の時代はエレガントだけどスポーティなものがいいと思うんだ。その点でもブルーとホワイトの腕時計は、上質なエレガンスを感じさせるよね。青い空、白い雲、どこまでも広がる海と白い波しぶきのように、夏の空と海を感じさせるマリンリゾートなイメージ。この夏のリゾートにぴったりのデザインだと思うんだ」
美しいブルーの発色をPVD加工でケースに採用するセンスも、クストスらしさが表れるところ。クラシックなドレスウォッチとは一線を画す、ほかにはない先進性を感じさせる感性で、ラグジュアリースポーツウォッチブランドとして唯一無二の存在感すら感じさせます。
青い空と海、白い雲と波をイメージ
「チャレンジ シーライナー P-S オートマティック」は、その名のとおりマリンスポーツをイメージしたデザイン。こちらのSSケースはスカイブルーPVD加工を施し、ホワイトラバーベルトと組み合わせることで、夏の海と空の青を表現したかのように美しい仕上がりに。6時位置のスモールセコンドには船のスクリューをイメージした羽根車が取り付けられています。