ラダーフレーム+リジッドアクスルの足まわり
クラシカルな外観デザインを採用した本格オフローダーの2台のサスペンション形式はともに前後リジッドアクスルです。
ただし、ランクル”70”はフロントコイルスプリング、リアはリーフスプリングの組み合わせ。対してラングラーは、前後ともにコイルスプリングとなっています。
このサスペンションの違いは乗り味にも表れていて、硬めのセッティングで無駄な動きの少ないジープラングラーに対してランクル”70”はリーフスプリング特有の緩い動きが特徴です。
その足まわりには、悪路走破性を高めるための電子制御技術が投入されています。
ランクル“70”には、電動デフロック(フロント・リア)をはじめ、デュアルモードオートマチックロッキングハブ、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)など。
いっぽうラングラーは、前述したセレクトラックフルタイム4WDシステムをはじめ、セレクスピードコントロール[ヒルディセントコントロール/ヒルアセントコントロール]、アンチスピンリアデファレンシャル(サハラのみ)に、サスペンションストロークや車両の傾き、ホイールの回転、トランスミッションの温度など、さまざまな車両情報をモニターで確認できるOFFROADページが搭載されています。