■緑色の皮膚をした兄妹
緑黄色野菜を摂取したり肝機能が低下すると緑色の便を排泄することがあるが、12世紀の英国ウールピットでは全身の皮膚が緑色の兄妹がいたという伝説が残っている。一説では、村人たちが空腹に苦しむ2人に大量の緑豆を与えたことで、皮膚が緑色に変色したとか。しかしこれは1つの仮説にすぎず、別の説では栄養失調による貧血から皮膚が緑色になったともいわれている。その後、残念ながら少年は死亡。生き残った少女は英語を学び、緑色の皮膚をした人が暮らす“聖マーティンの土地”という名の、彼らの祖国について語ったという。