ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平の元通訳であり、銀行詐欺容疑でIRS(内国歳入庁)と国土安全保障省、司法省から訴追された水原一平容疑者による“水原事件”。これにより、現地メディアでは大谷が契約している代理人事務所CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)のネズ・バレロ氏への責任を問う声や、「まず彼の解雇から整理することだ」という厳しい声まで噴出している。

■CAA契約の日本人選手は大谷翔平のみ

CAAは、WME、ICM、UTAとならぶハリウッド4大エージェンシーのひとつとして、数多くの有名なハリウッドスターたちと契約を交わしている他、ニューヨーク・ヤンキースの名選手だった元メジャーリーガーのデレク・ジーターなど、大物スポーツ選手とも契約をしている。日本人俳優では、西島秀俊との契約が話題になった。

しかし、日本人のスポーツ選手は大谷のみ。大谷が北海道日本ハムファイターズ在籍時の2017年に契約を交わしている。