SUVやワゴンにも貫かれるBMWらしい走りのこだわり

いまさら聞けない。世界のトップ50に入るドイツの5大ブランド(自動車メーカー)を解説
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

BMWは、英国のロールス・ロイスを傘下に持ち、MINIブランドも展開するメーカーですが、ここではBMWに絞って紹介します。

BMWもメルセデス・ベンツと同様に、近年ではSUVとEVの強化が印象的です。

輸入車で都市型SUVの走りと言えるのがX5で、現在ではX1、X3、X5、X7というSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)、X2、X4、X6というSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)や4シリーズなどのクーペモデルなどが隙間を埋めています。

もちろん、M3/M4などのスポーツモデルが元気なのもBMWの伝統と言えます。

また、MモデルやM Sportなどのスポーツ仕様でなくてもドライバビリティを重視したクルマ作りがされていて、BMW共通の特色になっています。

いまさら聞けない。世界のトップ50に入るドイツの5大ブランド(自動車メーカー)を解説
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

SUVの人気が根強いなかでもBMWの基幹シリーズといえるのが、ハッチバックの1シリーズ、セダンとワゴンのツーリングを擁する3シリーズと5シリーズ、高級サルーンの7シリーズです。

日本車のセダン、ステーションワゴンは縮小の一途を辿っていますが、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディに関しては、セダンもステーションワゴンもクルマ作りの根幹をなすものとして開発の手を緩めていません。

現在でも代表的なモデルは、Dセグメントであり、BMWの顔ともいえる3シリーズです。

中古車市場での3シリーズ(セダン)の物件数は多く、2019年登場の現行型でも300万円台で、走行距離の短い個体が並んでいます。

3眼カメラによる先進安全装備や高速道路での渋滞時ハンズオフ(手放し)ドライブなどの先進技術も享受できます。

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