宇宙服の値段は1着15億円以上

宇宙空間での活動を可能にする宇宙服、その値段は我々のような一般の人間にはなかなか想像がつきませんが、1着1000万ドル以上もするのだとか。為替レートによっても変わってきますが、ここ最近の為替相場をもとに換算すると、15億円というとんでもない額になります。

1000万ドルの内訳ですが、特に高いのが宇宙飛行士が背中に背負っている生命維持装置で900万ドルします。残りの100万ドルが、それ以外の宇宙服アセンブリと呼ばれる部分の値段です。船外活動を行うための宇宙服は、パーツごとにいくつものサイズが用意されており、着用する飛行士の体格に合わせてパーツを交換します。また、グローブは宇宙飛行士ごとに用意されており、これだけで2万ドル、およそ300万円します。

もちろん、一般の人が本物の宇宙服を買うのはまず不可能ですが、ネットなどではアポロ宇宙飛行士の宇宙服のレプリカを80万円弱で販売しているお店もあるようです。しかし、それでも十分高いですね…。

科学的に証明された世界最古の隕石は、日本の神社にある

この隕石があるのは、福岡県直方市の須賀神社です。平安時代に境内に落ちてきた隕石は「直方隕石」と呼ばれています。

言い伝えによると861年のある日の夜、神社の上空が突然真昼のような明るさになり、境内で激しい爆発音が起こりました。深くえぐられた穴ができていたので、中をのぞくと、黒く焦げた石があったそうです。その石は桐の箱に納められ、大切に受け継がれることとなりました。その大きさは500グラム弱で、大人のこぶしほどあります。

この直方隕石、目撃記録が残っていて、さらに科学的に鑑定・証明された世界でもっとも古い隕石なのだそうです。境内には記念碑があり、普段は隕石のレプリカが見られるようになっていますが、5年に1度、お祭りの際には本物の隕石が公開されるそうです。

ちなみに、この直方隕石なのですが、2016年に公開されたアニメ映画『君の名は。』に出てくる隕石のモデルになったという説もあり、映画ファンの間では話題になったようです。