食糧生産における「歩留まり」

ビジネス用語「歩留まり」という製造現場や食糧生産の場で聞くこの言葉の意味は?なぜ「歩」なの?
(画像=『FUNDO』より引用)

次に食糧生産における「歩留まり」について見ていきましょう。

食糧生産の場で使用される「歩留まり」の意味

食糧生産における「歩留まり」は食品の原形物に対する食用可能な部分の比率を指します。
主に米・麦・野菜・果物・肉・魚について用いることが多いです。

例えば、米などでは玄米に対する白米などを言ったりします。
これらは果物などを例にするとわかりやすいかもしれません。

仮にオレンジがあったとします。
これらは原形のままでは皮や種など食べられない部分があります。
しかし、その一方で果肉など食べられる部分もあるはずです。
その比率を表すのが「歩留まり」となるわけです。

その他、食糧においては収穫された段階から食べられる状態のものと食べられないものの状態に分けられます。
それらの仕分けなどでも「歩留まり」を耳にすることはあります。