この答弁を検証するために、第6波と第7波のワクチン接種率と新規感染者数との相関を検討した。図2に示すように、第6波では沖縄、大都市圏の感染者が多く、東北、長野、北海道は少ないと第7波とは全く逆であった。少なくとも、各県の年齢構成の違いでは、今回の現象は説明できない。

図2 第6波、第7波におけるワクチン接種率と新規感染者数