目次
4体目:室生寺(奈良県宇陀市)の木造十一面観音立像
5体目:向源寺(滋賀県長浜市)の木造十一面観音立像

4体目:室生寺(奈良県宇陀市)の木造十一面観音立像

【12年に一度のご対面】国宝十一面観音(近畿)
(画像=『たびこふれ』より引用)

室生寺 木造十一面観音立像

  • 指定番号:00062
  • 所有者:室生寺(むろうじ)
  • 名称:木造十一面観音立像
  • 安置場所:寶物殿(靴を脱いで寶物殿に上がります)
  • 像高:195.1cm
  • 時代:平安時代
  • 国宝指定:1952年11月22日
  • 公開:通常公開

室生寺 基本情報

  • 所在地:奈良県宇陀市室生78
  • 拝観料:有料 ※寶物殿は別途追加料金がかかります
  • 拝観時間:8:30~17:00 ※12月1日~3月31日は9:00~16:00
    ※寶物殿は9:00~16:30 ※12月1日~3月31日は9:30~15:30(受付は15:00まで)
  • アクセス:近鉄大阪線「室生口大野駅」から奈良交通バスで「室生寺前」下車。徒歩約5分 ※ただしバスの本数が少ないので注意が必要
  • 駐車場:あり(有料)※少し離れたところにあります

僕の感想

2016年5月、2017年5月、2018年10月、2020年11月、2023年11月の5回訪問。

女人高野として知られる室生寺は広大な境内に国宝、重要文化財の伽藍に数々の仏さまが安置されています。もともと十一面観音さまは金堂に安置されていましたが、現在は寶物殿に移され公開されています。寶物殿に移されガラス越しになってしまったのが少し残念ですが、端正な顔立ちは室生寺を訪れる人々を魅了しています。

室生寺の御朱印(他にも種類あり)

【12年に一度のご対面】国宝十一面観音(近畿)
(画像=『たびこふれ』より引用)

室生寺には国宝と重要文化財の建築物と仏像が多数あります。時間をかけてじっくり参拝することをおすすめします。

5体目:向源寺(滋賀県長浜市)の木造十一面観音立像

【12年に一度のご対面】国宝十一面観音(近畿)
(画像=『たびこふれ』より引用)

向源寺 木造十一面観音立像

  • 指定番号:00065
  • 所有者:向源寺(こうげんじ)
  • 名称:木造十一面観音立像
  • 安置場所:渡岸寺観音堂(靴を脱いで本堂を経由して渡岸寺観音堂へ)
  • 像高:195cm
  • 時代:平安時代
  • 国宝指定:1953年03月31日
  • 公開:通常公開

向源寺 基本情報

  • 所在地:滋賀県長浜市高月町渡岸寺50
  • 拝観料:有料
  • 拝観時間:9:00~17:00
  • アクセス:JR北陸線「高月駅」から徒歩約5分
  • 駐車場:あり(無料)※少し離れたところにあります

僕の感想

2007年8月、2021年5月、2022年10月の3回訪問。

当初は収蔵庫に安置されていましたが、今では立派な渡岸寺観音堂に安置されています。特にこの十一面観音さまは美しいと思います。なぜなら、本来は正面からしかお姿を拝むことができないのですが、ここでは十一面観音さまをぐるっと一周まわることができます。なので、十一面も後ろの部分まではっきりと見ることができるのです。

向源寺の御朱印

【12年に一度のご対面】国宝十一面観音(近畿)
(画像=『たびこふれ』より引用)

この付近の湖北地区は観音の里と呼ばれていて、地元の人によって仏さまが守られ、保存されています。時間の許す限り、各寺を訪問することをおすすめします。