オフロードヘルメットにおいて最強クラスの軽さ
マッドジャンパー2の大きな強みのひとつである重量。カーボンハイブリッドモデルでは約1100〜1150gに収まるように設計されており、FRPモデルは約1250〜1300gに収まるように設計されている。
筆者がふだんかぶっているオフロードヘルメットは約1700g弱と考えると約450gほどの差だが、これを首が支えている……と考えるとその450g弱の恩恵はかなり大きい!!
実際手で持ってみてもその軽さは異常で、製品がおうちに届いた時は箱の中身が入っていないのでは? と一瞬焦ったほど。
この箱の中身が入っていないかと思った!! という声はけっこう多く聞くそう。でもほんとにそれくらいヘルメットが入っている重さと思えないのだ。
2タイプの帽体サイズで体格にもフィット
帽体はスモールシェルとラージシェルの2タイプが用意され、スモールシェルはS〜Lサイズまでの3サイズ、ラージシェルはXL〜XXLの2サイズで分けてある。
サイズの違いはひとまわりくらいの大きさ程度とはいえ、同じ帽体サイズではなくサイズごとで分けることによりラージサイズでは内装の厚みをスモールサイズ同様に持たせることができオプションのパッド類でサイズ調整の余裕まで残せている。
逆にスモールサイズは体格に見合った帽体サイズになるので帽体自体の大きさによる負担が軽減される。もちろんスモールサイズでもオプションのパッド類でサイズ調整が可能だ。
風通しが良すぎて口まわりの解放感に慄くほど
ライディング時の息苦しさを軽減し顔面への衝撃を緩和してくれる大きく張り出したアゴ部分は、オフロードヘルメットの大きな特徴。
この形状により、オンロード用フルフェイスとは比較にならないほど口周りの風通しがよくフリーダムなのが運動量の多いオフロード用のヘルメットならではなのだが、マッドジャンパー2はさらに一線を画する解放感を持つ。
初めてマッドジャンパー2をかぶって走った時は、あまりの口まわりのフリーダムさに不安になって走りながら何度もアゴや口まわりを確認した。
もちろんアゴまわりや頬はしっかりとパッドたちでホールドされているのだが、途中で風通しがよすぎるせいか!! と気づいた時、安心感とともにこんなにビュービューなことある!? とジワジワ驚きが湧き上がって再度アゴまわりを確認したほど……。
極寒時はどのみちゴーグルタイプのオフヘルメットは寒い!! ということでバラクラバや首あったかなど防寒アイテムを使うのでとくに問題なく、風通しがよくて呼吸が楽なのはメリットでしかない!!
さらに呼吸を楽にしたい人向けにライダーサポートも!!
かなり風通しのいいマウスカバーだが、競技をしているライダーにとってはそれでもまだ息苦しいという意見も。もちろんその声に応えるのがゴッドブリンク。
ライダーサポートとして、マウスカバーに装着しているスポンジを純正のものから目の荒いスポンジに交換することが可能なマウスカバーの加工サービスも用意されている。
加工&パーツ代込みでまさかの1500円!! メーカーにヘルメットを送れば加工してくれる。送料は自己負担で!!