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タンデムツーリングの実際
タンデムツーリングのおすすめのバイク①

タンデムツーリングの実際

車種

タンデムに適したバイクの車種とは何でしょうか。スポーツバイクは前傾のポジションがきつく荷物の積載量も小さいため、あまり適している車種とは言えません。

オフロードはアップライトな乗車姿勢が魅力ですが、足つき性の悪さやシートの小ささからくる荷物の積載量の少なさが車種としてはネックとなります。

荷物の積載や疲労の少ない乗車姿勢、シートの快適性などのトータルバランスで判断すると、ツアラーやアメリカン、ビッグスクーターなどの車種に分があると言えます。

荷物の積載

タンデムでのツーリングでは、ライダーとパッセンジャーの2人分の荷物も積載する必要がありますので、それなりの荷物の積載能力も必要となります。荷物を積むにはシートの広さとともに長さも十分にある車種が適しています。

またスクーターのようにシート下にトランクのある車種や、パニアケースやサドルバッグが装着可能な車種であれば、それだけ荷物の積載能力も増えることなります。

スケジューリング

1人でのソロツーリングであれば、距離を稼ぐために少々無理をして走行することもあるでしょう。でも2人で旅をするタンデムツーリングでは、そんなわけにもいきません。

タンデムではパッセンジャーの疲労に気を使う必要がありますし、ライダーの方も1人で乗っているときより疲れやすいと言えます。そのため距離やスケジュールには十分余裕を持って、疲れる前に休むぐらいの気持ちで望むことが不可欠です。

タンデムツーリングのおすすめのバイク①

カワサキ 1400GTR

スポーツ走行の性能は完璧に有しながら、長距離を快適に走れる車種であるクロスコンチネンタルスーパースポーツとして開発されたのがカワサキ1400GTRです。

タンデムしやすい段付きシートに大型のスクリーンで、タンデムライダーも疲労することなく長距離を走行可能です。パニアケース装備で荷物の積載量も十分あり、DCソケットなどツーリングの快適装備もしっかり備えられています。

基本スペック

エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
排気量:1,352㎤
最高出力:114kW(155PS)/8,800rpm
最大トルク:136Nm(13.9kgf・m)/6,200rpm
全長・全幅・全高:2230mm×790mm×1345mm
シート高:815mm
車両重量:300kg